APEC豪州:豪・法輪功、中国商務部長に訴状手渡す

2007/09/07
更新: 2007/09/07

【大紀元日本9月7日】豪ニュー・サウス・ウエールズ州法輪大法学会は9月5日午前中、ハイド公園で記者会見を開き、中国商務部の薄煕来部長に訴状をキャンベラで正式に手渡したことを公表した。

訴状を手渡した法輪功学習者ジョナサン・ソロモン氏は、記者会見でメディアに詳細を説明した。9月4日午後8時半、法輪功練習者ソロモン氏とゲイリー・ヘイスティ氏は訴状を持って、キャンベラのハイヤット・ホテルで薄部長を待っていた。胡主席を始め、キャンベラにいる間に中国訪問団一行が宿泊しているホテルだ。胡錦涛の後について、薄部長が同10時ごろ現れた、他の中国側の官員と一緒にホテルに入って来た。ソロモンさんが薄部長から2メートルの距離で、大声で薄部長の名前を中国語で呼びかけ、本人であることを確認した後、ボディガードに遮られないうちに訴状を本人に手渡し、ソロモン氏と、ヘイスティ氏はホテルを後にした。

今回、薄商務部長は胡主席に随行し、APEC首脳会議に出席した。今週月曜日にオーストラリア法輪大法学会は、移民部長ケビン・アンドリュー氏に書簡を提出し、薄部長が積極的に法輪功を迫害することに参与したため、民法s501条項に基づき、入国を阻止すべきで、直ちに追放するよう要請した。

昨年4月、薄商務部長が中国国務院・温家宝総理と共に豪州を訪れた際、法輪功練習者・潘宇さんは虐待、体罰などの罪名でニュー・サウス・ウエールズ 高等裁判所に薄部長を起訴した、そして、訴状を彼の随行員に手渡した。潘宇さんは2000年に法輪功を行ったために、遼寧省竜山労動教養所に強制収容され、4万ボルトの電撃棒による残虐な体罰を受けた。もう少しで命を失うところだった。薄部長は法廷に出廷しなかったし、いかなるリアクションもなかった

薄部長は遼寧省(省長を勤めた間、積極的に法輪功を迫害することに参与し、現在すでに米国、英国、ドイツ、アイルランドなど十数か国で法輪功学習者から起訴された、罪名は殺人罪、反人類罪、虐待虐殺罪などであった。

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