日本を含む民主主義国家は、セキュリティの脆弱性を検証する「レッドチーム」を設置するなどして、中国が開発したAI製品やソフトウェアに対抗する必要があるーー。オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)は中国共産党によるスパイ活動などを念頭に、同国が開発したAIに対して警鐘を鳴らす報告書を発表した。
中国(共産党)は台湾などの民主主義国家を糾弾したり、資金に窮した債務国から天然資源を搾取する政治的議題を推進するために、強制的な経済戦術をますます多用している。
孔子学院が学問の自由を侵しているとし、オランダの大学などに同学院との提携ををやめるべきだと蘭教育相が呼びかけた。
2021/06/26
新疆問題をめぐって、中国のネット世論工作員は豪シンクタンク、オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)の中国出身の女性研究員、許秀中(Vicky Xiuzhong Xu)氏を新たにやり玉に挙げた。許氏は、ASPIが昨年発表した中国当局によるウイグル人への強制労働に関する報告書の作成に関わった。
2021/04/05
上海公安局から流出した監視記録を分析したオーストラリアのメディアは、中共がその法執行や政治的影響力の及ぶ範囲内のすべてのデータをコントロールしていることを発見した。流出した情報は中国に入国する外国人は全員中共に監視される危険性があることを示しているとセキュリティ専門家は警告している。
2021/04/02
米拠点シンクタンク・国際政策センター(Center For Global Policy、CFGP)の調査によると、中国政府の強制労働と移送により、少なくとも57万人のウイグル人が新疆地方の綿花収穫に従事している。
2020/12/18
新疆ウイグル自治区カシュガル市当局は11月5日、同市の中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染拡大の防止が「困難だ」と発表した。同市の感染源とされる工場内各所でウィルスの陽性サンプルが検出されている。
2020/11/07
オーストラリア戦略政策研究所(ASPI)は、北京企業の提供する短編動画投稿アプリTikTokは、中国共産党にとって好ましい世界世論の形成に強い影響力をもつことから、「強力な政治家」と喩えた。
2020/09/10
オーストラリアの戦略政策研究所(ASPI)は、9月1日に発表した「中国共産党の強制外交(The Chinese Communist Party’s coercive diplomacy)」と題する報告書で、非軍事的な手段を使った脅迫と、相手国に対して強制的に行動を改めさせるために使う攻撃的な行動をまとめた。
2020/09/04
安倍政権は5月初旬、単一国への生産依存度が高い製品は生産拠点の国内回帰を後押しする考えを示した。世界的に拡大したサプライチェーン(部品供給網)が、中共ウイルス(新型コロナウイルス)により停滞する問題が明るみになった。中国生産に依存することは、思わぬ人権侵害加担のリスクを呼ぶ。最近、オーストラリアのシンクタンクは、日本企業を含む数十社の強制労働の疑いを指摘した。
2020/05/26