国際格付け会社フィッチが「国の債務増加」を理由に中国の国家信用格付けの見通しを「ネガティブ」に引き下げた。これに先立ち、ムーディーズも昨年12月、同じ理由で中国の格付け見通しを「ネガティブ」に下げたことがある。世界3大格付け会社のうち2社が中国の債務増加を指摘している状況だ。
[3日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズは3日、トルコの格付けを「B2」に維持した。格付け見通しについては、政策の予見が難しいとして引き続き「ネガティブ」とした。 ムーディーズは、通貨リラに圧力がかかっているものの、対外的な脆弱性リスクは低下していると指摘。公的財政は比較的底堅いとし、2022年の公的債務の対国内総生産(GDP)比率は約40%にとどまるとの見通しを示した。