7月9日、極めて勢力の強い大型の台風1号が中国福建省に上陸し、暴風雨による洪水を引き起こした。最も甚大な被害を受けたのは閩清県坂東鎮で、死傷者の数は未だ不明。だが地元政府は死亡者10人、行方不明者11人と、虚偽の発表を行ったため、住民らの怒りをあおっている。
2016/07/17
7月としてはかつてない大型台風となった台風1号が台湾を直撃した。台湾農業委員会の統計によると、8日午後5時時点での台湾全土の被害総額は6億6千万台湾ドル(約21億円)を上回り、最も甚大な被害を被った台東県の被害総額がそのほとんどを占めた。
2016/07/13
日本時間午前9時30分の台湾中央気象局の発表によると、台風1号の中心気圧は940ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速が55メートル。中央気象局が、台風1号が上陸した後、勢力がやや弱めており、台湾全域を通過するには8時間以上かかるとの予測を示した。全台湾市民に対して今後続く暴風・豪雨への警戒を呼びかけた。
2016/07/08