サバクトビバッタの脅威を経験した後、中国南部では現在、別の蝗害に苦しんでいる。 一部の海外メディアは、被災した村民たちは「状況は予想をはるかに超えている」と嘆くほどだと報じた。このような状況下で、中国では食糧危機が起こるのか、そしてはたして中国の農業生産は一連の自然災害から回復することができるのか?
2020/09/08
中国政府は常に蝗害(こうがい、バッタの害とも言う)は「予防可能で制御可能」と称してきたが、最近、雲南省など中国南部の省がここ数十年で最悪な蝗害に直面し、とうもろこし等の農作物が食べ尽くされ、状況は破滅的で、地元の農家は成す術もなく途方に暮れていると海外メディアが明らかにした
2020/09/01
中国当局はこのほど、食糧不足を回避するために、各省に「食糧の生産を減らしてはいけない」と指示した。中南部での深刻な豪雨被害、東北部でのバッタ発生や干ばつなどが続いているため、当局の方針は食糧危機の発生を意味するとの見方が広がった。
2020/07/29
インターネットで投稿された現地の写真を見ると、農作物だけではなく、柵や住宅、生産者の服までバッタが隙間なく覆った。「恐ろしい光景だ」と撮影者が驚きの声を上げた。
2020/07/05
中共ウイルス(新型コロナウイルス)の感染者が増えている中国東北部では、6月に入ってから、バッタの大群がに発生し、農作物の被害が広がっていると明らかになった。東北部は中国の主要食糧生産地である。中共ウイルスのパンデミックで食糧の輸入が激減し、また、中国各地で異常気象が起きており、今後国内で食糧不足が発生する可能性が高いとみられる。
2020/06/12
イネ科やキビ、トウモロコシに深刻なの害をもたらす世界10大害虫のひとつ、ツマジロクサヨトウ(Spodoptera litura)が中国8省で確認された。中国農業農村部によると、暖冬の今年は、昨年よりも被害が大きくなる見込みという。
2020/03/10