≪縁≫-ある日本人残留孤児の運命-(29)

私たちのこの長屋には、西棟の北の間にもう一世帯住んでいました。独身の中年男性で、私は「党智」おじさんと叫んでいました。彼は、趙源家の親戚で、関内の実家から出て来てまだ間もないとのことでした。
2008/04/24

【漢詩コーナー】遊子吟(唐・孟郊)

 【大紀元日本4月21日】昨年の今頃、パーキンソン病を患っていた知人が亡くなりました。実はこの知人、数年前に最愛の息子さんを事故で亡くしており、その一月後に会ったときの変わりようといったら……。多少不
2008/04/21

【神韻芸術】欧州巡回公演、満場の拍手で閉幕

 【大紀元日本4月20日】神韻芸術団欧州巡回公演は4月19日、ドイツ・ミュンヘンのプリンツレーゲンテン劇場で最終公演を行い、欧州13カ国、18都市、45回の公演を無事終了した。満場の観客は熱い拍手で3
2008/04/20

神は、誰かにより多くの愛を与えたりはしない

 【大紀元日本4月20日】ローマからサン・マリノへ行く途中、神に対する、考えさせられる話を聞いた。 ヨーロッパのある国に、有名なソプラノ歌手がいた。彼女はまだ30歳の若さだったが、すでにその才能が認め
2008/04/20

≪縁≫-ある日本人残留孤児の運命-(28)「中国人の養子に…」

養母の苛めに遭う 私と弟はこのようにして中国人に連れていかれました。私たちはかなり長時間歩いて、夕方前にやっと沙蘭鎮に到着しました。
2008/04/19

【ハーブティーを楽しみましょう】(4):カモミール

 【大紀元日本4月16日】「のどが痛いの?じゃ、サルビアのお茶でうがいなさい」「眠れないの?じゃ、ホップと鹿の子草のお茶を入れてあげましょう」という風に、ドイツの家庭では小さな症状が出たらすぐに、常備
2008/04/16

≪縁≫-ある日本人残留孤児の運命-(27)「母との永遠の別れ」

実は、よその家の子供たちはすでに、次々に中国人の家に引き取られていっていました。
2008/04/16

【台湾通信】春爛漫、赤もみじ

 【大紀元日本4月13日】秋ではなく、南方から暖かい風を迎える今が、台湾「紅葉」の見ごろの時期です。台湾の秋は日本ほど冷え込まないため、もみじは色づかずに枯れて落ちてしまいます。 ところが、春になると
2008/04/13

【台湾通信】春爛漫、咲き誇る美しい蘭の花

 【大紀元日本4月12日】日本の皆さん、こんにちは。 日本では、桜の花吹雪が美しく舞う春爛漫の時期ですが、台湾でも色鮮やかに咲き乱れる春の花と、目に鮮やかに広がる新緑が春の訪れを告げています。 「蘭花
2008/04/12

≪縁≫-ある日本人残留孤児の運命-(26)

第四章 独り暴風雨の洗礼に直面する 母、弟たちとの永遠の別れ 私が孤児になる運命がすぐそこまで近づいていようとは思いもよりませんでした。運命の手が今すぐにも、慈愛に満ちた、いつも私の命を守ってくれた母と、これまで互いに助け合ってきた二人の可愛い聞き分けのいい弟を、私のそばから永遠に連れ去ろうとしていました。
2008/04/12

世界でただ一つの砂漠の博物館=メキシコ

 【大紀元日本4月11日】メキシコ北部コアウイラ州のサルティージョという街には、世界で一つしかない砂漠の博物館がある。館内には砂漠の生態が展示してある以外に、多くの恐竜の化石が収蔵されている。数千万年
2008/04/11

MBA学位を持つ女性は、離婚率が高い?

 【大紀元日本4月9日】MBAを持つ女性は、同様の学歴を持つ男性よりも離婚や別居を経験する率が2倍以上高くなり、法律や医療など専門分野で活躍するキャリア組の女性たちは、同男性と比べて3倍多く結婚から遠
2008/04/09

長野リレーを「平穏に実施」=ランナーらに要望

 【大紀元日本4月8日】世界に注目される中、北京五輪聖火リレーは、せい(牲)火抗議リレーに転化した。北京五輪を通して政権維持を狙う共産中国当局が計画した世界135都市を巡回するせい火リレーが、民主ヨー
2008/04/08

【神話伝説】赤い目の石獅子

 【大紀元日本4月7日】歴史上には多くの真実の物語が伝わっており、神の啓示を実証していた。現代人は、それらを神話と呼んでいる。 大昔、ある村では道徳が廃れてしまい、天意がこの村を滅ぼそうとした。しかし
2008/04/07

【草木染めの植物】白木蓮(ハクモクレン)

 【大紀元日本4月7日】中国原産のもくれん科落葉高木で、庭・公園にも多く植えられています。早春、葉に先立って白い大きな花が咲き、芳香があります。似た花で、同じく先に白い花が咲くものに辛夷(コブシ)、葉
2008/04/07

≪縁≫-ある日本人残留孤児の運命-(25)「生まれたばかりの弟の死」

11月に入ってから、急に冷え込み始めました。日中の時間も次第に短くなってきました。ソ連軍がしょっちゅう家に押し入ってきて、女性を連れて行くという噂を耳にしました。ある人などは、ソ連軍に連れて行かれないように顔を黒く塗り、男か女か分らなくしました。
2008/04/06

【ディスカバー東京】巣鴨地蔵通り「4の日」

 【大紀元日本4月5日】東京豊島区の巣鴨地蔵通りは周囲が佛寺に囲まれた典型的な門前町で、毎月「4」「14」「24」の4の付く日が縁日であることで知られる。周囲には、商店街入り口の真性寺など由緒あるもの
2008/04/05

【漢詩】清明詩

 【大紀元日本4月5日】清明詩作・蘭溪 清明時節雨紛紛  清明の時節に雨がしとどに降り 中原奧運添新墳  中原の五輪に墳墓が添えられる  國人覺醒勇三退  国民は覚
2008/04/05

【映像と短歌のコラボ】桜の清明節

 【大紀元日本4月5日】古代の中国人は陰陽の太極理論に基づき、一年の気候の変動を24個に区分して「二十四節気」としました。毎年、春分の日から数えて15日目にあたる4月4-5日前後は、「清明節」にあたり
2008/04/05

【名医伝奇】三国演義中の神医─華佗

 【大紀元日本4月4日】古代、多くの医学者は皆、特別な技能を持っていた。現代の言葉でいうところの「超能力」である。例えば、扁鵲(へんじゃく)は斉の桓公の顔を看て、その病状の進み具合を知ることができたし
2008/04/04

35年間燃え続ける洞穴「地獄への扉」=トルクメニスタン

 【大紀元日本4月3日】トルクメニスタンのダルバザ(Darvaza)という小さな町の付近に、35年間燃え続ける穴があるという。現地の人からは、「The Door to Hell(地獄への扉)」と呼ばれ
2008/04/03

【台湾通信】魅力ある農産・観光レジャー&リゾート=台中新社郷

 【大紀元日本4月3日】みなさん、こんにちは。今回の台湾通信は、「紫色の故郷」、「台湾中部の花公園」と呼ばれている台中新社郷をご紹介いたします。 新社郷は台中市太平郷と台中県の山稜の境にあり、海抜50
2008/04/03

【ハーブティーを楽しみましょう】(3):メリッサ

 【大紀元日本4月2日】「のどが痛いの?じゃ、サルビアのお茶でうがいなさい」「眠れないの?じゃ、ホップと鹿の子草のお茶を入れてあげましょう」という風に、ドイツの家庭では小さな症状が出たらすぐに、常備し
2008/04/02

≪縁≫-ある日本人残留孤児の運命-(24)「中国人家庭へ…」

生まれたばかりの弟の死 すでに十月に入り、次第に冷え込んできました。団長はすでに段取りを済ませ、開拓団全員をひきつれて沙蘭鎮の王家村に帰り、そこで冬越えをしようとしていました。これは、私たちにとって三回目の逃避でした。今回の移動は主には寒さと餓えをしのぐためのもので、相変わらず死の危険が私たちに付きまとっていました。
2008/03/31

赤ちゃんは名優?

 【大紀元日本3月30日】赤ちゃんは、喜怒哀楽を表現する天才。名優も顔負けです。きっと、心がピュアでどんなフィルターもかかっていないからなんでしょうね。(写真はいずれも「看中国」secretchina
2008/03/30

【バンクーバー通信】桜まつりで「俳句コンテスト」

 【大紀元日本3月30日】3月25日、今にも雪が降りそうなどんよりした天気の中、3年目となるバンクーバー桜まつり「チェリージャムダウンタウン」が、ダウンタウンのスカイトレインバラード駅内で、ちび太鼓、
2008/03/30

【なぜなに中国語】(12):この化粧品は、何ですか?

 【大紀元日本3月30日】70年代まで男女とも人民服だった中国も、80年代の改革開放から西側最新の流行文化が入ってくるようになり、北京や上海などの沿岸都市部に住む若い女性たちも大変にお洒落に気を遣いフ
2008/03/30

消えた都:タクラマカン砂漠の伝説

 【大紀元日本3月28日】中国・新疆ウイグル自治区に位置するタクラマカン砂漠は、世界第2の面積を有する広大な砂漠だ。日中は摂氏50度、夜は氷点下10度にもなり、気候は厳しく、生命を寄せ付けない、まさに
2008/03/28

≪縁≫-ある日本人残留孤児の運命-(23)「伝染病の流行」

伝染病の流行 しかし、この時期、全ての人にとって、さらに恐ろしい災難が降りかかろうとしていました。この頃になると、人々はすでに明らかな栄養失調になり、体力は衰弱しきっていました。加えて、着替えの服がなかったので、衣服にシラミが発生しました。そんなとき、恐ろしい伝染病が流行し始めたのです。
2008/03/27

ダーウィン進化論:生物学の帝国主義?

 【大紀元日本3月27日】「私の宗教とは、ひ弱で、薄弱な心を持つ私たちが知覚することのできる部分に、彼自身の、ほんのわずかな細部を見せてくれる無限で最高の生命に対し、謙虚に感嘆せずにはいられないところ
2008/03/27