米国 軌道上に宇宙兵器を配備 中国軍事衛星の解体にも注目

2026/09/16
更新: 2026/09/16

米中の宇宙を巡る競争が激しさを増している。米空軍の高官は、米国がすでに軌道上に兵器を配備していると明らかにした。具体的な内容は公表していないが、米国が宇宙空間への兵器配備を公式に認めたのは初めてだ。一方、中国共産党(中共)の軍事偵察衛星「遥感50号02星」が軌道上で解体し、多数の破片が確認されたことも注目を集めている。

米空軍のマインク長官は14日、メリーランド州ナショナルハーバーで開かれた空軍・宇宙軍協会の年次会議で、米国がすでに軌道上に宇宙兵器を配備していると明らかにした。こうした兵器について、敵対勢力による攻撃から米軍を守るためのものだと説明した。

また、宇宙での能力を維持する必要性を強調し、軍事力を強め、脅威となる相手を抑止する重要性にも言及した。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米政府関係者は、中共側がヨルダンにある米軍基地を撮影した高解像度の衛星画像をイランに提供していた疑いがあると明らかにした。その後、イランによる攻撃で米兵3人が死亡した。

それから約6週間後、中共の軍事偵察衛星遥感50号02星が突然、軌道上で解体した。少なくとも43個の破片が確認されているが、原因は明らかになっていない。

こうしたなか、米軍が軌道上への宇宙兵器配備を初めて公に認めたことで、両者の関連をめぐって外部からも注目が集まっている。

マインク氏はさらに、開発中の宇宙配備型迎撃システムは、トランプ政権が進めるミサイル防衛構想「ゴールデンドーム」の一部だと強調した。