トランプ米大統領が2028年大統領選への出馬を目指し、3選を狙うのではないかとの観測が、なお広がっている。トランプ氏は11日夜(日本時間12日)、大統領の3選を禁じる憲法上の規定に改めて言及し、「法律は非常に厳格だ」と述べた。
トランプ氏はアンドルーズ統合基地で大統領専用機「エアフォース・ワン」を降りた際、記者団に「私は出馬したい。しかし、法律は非常に厳格だ」と語った。
さらに、「誰もがこの質問をしてくる」とした上で、「会場でも人々は『2028年!』と言っていた。だが、それはできない。みんなにはそうしてほしいと思ってもらっているが、法律は非常に厳格だ」と述べた。
米憲法修正第22条第1項は、何人も2回を超えて大統領に選出されてはならないと定めている。同修正条項は1951年2月、各州の批准を経て成立した。フランクリン・D・ルーズベルトが史上唯一、4選を果たしたことを受けた措置で、ルーズベルトの死から約6年後だった。
ルーズベルト以前は、初代大統領ジョージ・ワシントンが築いた前例に沿い、大統領の任期を2期までとする慣行が長く政治的な伝統として定着していた。
トランプ氏は2期目に入って以降、3選を目指す考えについて「冗談」として語る一方、実際に検討する可能性を示唆する発言も重ねている。7月24日に開かれたホワイトハウス記者会夕食会でも、冒頭のスピーチで再出馬を巡る発言を取り上げた。
トランプ氏は「私の大統領任期と同じように、2回目の方がいつもいい。いつもだ。そして3回目なら、もっと素晴らしい。ただの冗談だ」と述べた。
一方、トランプ氏は2028年大統領選を見据え、後継候補としてバンス副大統領とルビオ国務長官のいずれを支持するか、検討しているとされる。
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