トランプ氏「共産主義は『がん』切除要する」 独立記念日の演説で

2026/07/06
更新: 2026/07/06

米首都ワシントンでは週末、米国独立250周年を記念する盛大な祝賀行事が開催された。雷雨が過ぎ去った後、国立公園ナショナル・モールでは花火が夜空を鮮やかに彩り、トランプ大統領も演説を行い、建国の父たちや退役軍人、そして米国の自由の伝統に敬意を表した。

今月4日夜、ワシントンのナショナル・モールには大勢の市民が集まった。日が暮れると、連邦議会議事堂とワシントン記念塔の上空に花火が次々と打ち上げられ、米国独立250周年記念式典は最高潮を迎えた。

トランプ氏は、この瞬間を米国史上最も輝かしい節目の一つだと述べた。そのうえで、1776年に国家を築いた建国の父たちに敬意を表し、米国国民は決して国家を衰退させることはないと強調した。

同氏は演説で、「今夜、我々は彼らが我々に託した星条旗への忠誠を誓い、こう宣言する。1776年の不朽の愛国者たちに神のご加護がありますように。独立の大義よ永遠なれ。我々は常に頂点に立ち続け、決して祖国を衰退させることはない。我々はこれからも世界で最も優れた国家であり続ける」と語った。

式典では、多くの退役軍人が壇上に招かれ、第二次世界大戦の元兵士や、ベトナム戦争で特殊部隊を率いた最初期のアフリカ系米国人将校の一人などが紹介され、来場者から称賛を受けた。また、歴史的な意味を持つ複数の旗も展示され、リンカーンの棺を覆った星条旗や、ライト兄弟の飛行機に掲げられていた旗などが披露された。

トランプ氏はさらに、米国の自由主義体制は共産主義とは決して相容れず、米国が共産主義国家になることは決してないと強調した。

「米国が共産主義国家になることは決してない。そんなことはありえない。共産主義は敗者の思想であり、これからも敗者であり続ける。共産主義体制は米国の制度とは完全に正反対であり、これまで一度も成功したことがない。このような脅威は芽生えた時点で直ちに食い止めなければならない。がんと同じように、切除しなければならず、直ちに切除しなければならない」と述べた。

この祝賀行事は独立記念日の花火大会にとどまらず、建国250周年という節目にあたり、米国が植民地から世界的な超大国へと歩んできた歴史を振り返るとともに、自由、独立、そして国家としてのアイデンティティを次世代へ受け継ぐ意義を改めて確認する機会となった。