トランプ米大統領は20日、イランとの交渉が最終段階に入ったと述べた。イランが合意に応じなければ、米国は攻撃を再開すると警告した。
トランプ大統領はこの日、メリーランド州アンドルーズ統合基地で記者団に語り「イランとの交渉は最終段階にある。成り行きを見守ろう。合意に至るか、さもなくば見栄えの悪いこと(対イラン攻撃)をせざるを得なくなる。そうならないことを望む」と述べた。
大統領はまた、今年後半に中間選挙を控えているが、合意を急いではいないと強調した。
「もう一度試みる機会を与える。私は急いでいない。中間選挙があるから急がなければと皆が思っているようだが、私は急いでいない」と語った。
トランプ大統領はイラン情勢の解決において犠牲者を最小限に抑えたいとの意向を示し、合意による解決の方が死者は少なくて済むと示唆した。
「彼らが本当に国民のことを思っているのかどうかを知りたいだけだ」と述べた。
さらに「彼らの行動の一部を見ると、国民の利益を考えていないように見える。だが国民の利益を考えなければならない。イランでは今、人々の生活があまりに苦しいため、怒りが高まっている。これまで見たことのない騒乱と不満がある。成り行きを見守ろう」と付け加えた。
トランプ大統領はこの日、コネティカット州ニューロンドンで開催された2026年米国沿岸警備隊士官学校の卒業式でも演説し、イラン問題に関する立場を改めて強調した。
「人々はイランに核兵器を持たせたくないし、イランは核兵器を持つことはない。彼らは非常に合意を望んでいる。何が起きるか見てみよう」と大統領は語った。
「我々はすでに彼らに打撃を与えてきたが、さらに厳しい措置を取らざるを得ない可能性があるかもしれない。だが、必要ないかもしれない。我々は決してイランに核兵器を持たせず、イランが中東全体、イスラエルを破壊し、さらに諸君にも向かってくることを絶対に許さない」と語った。
一方、イランはトランプ大統領が戦争再開を画策していると非難し、攻撃を受けた場合には報復を中東以外にも拡大すると警告している。
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