中国のプロパガンダを発信するアカウントが拡散した「イスラエル元国防相死亡」の情報は、本人の「生存投稿」によってあっさり否定された。
問題の投稿は3月5日、X上の「China live」と名乗る英語アカウントが発信した。このアカウントは、イスラエルのヨアヴ・ガラント(Yoav Gallant)元国防相が「イランのミサイル攻撃で死亡した」と投稿した。
ところが、この投稿を見たガラント氏本人が直接反応。問題の投稿を引用し、「私の死亡をめぐる噂は、かなり誇張されている」と書き込み、ユーモアを交えて否定した。
ガラント氏のこの投稿は瞬く間に拡散し、「本人が直接否定するとは」とネット上で大きな話題になった。その後、「China live」は問題の投稿を削除した。
中東情勢が混乱する中、中国のネット世論操作部隊とみられるアカウントが再び動き出し、イラン側に有利な情報を広めたり、セルフメディアを通じて偽情報を流したりして混乱を広げているとの指摘も出ている。
今回のデマ騒動について、中国のネット利用者からも皮肉や批判が相次いだ。
「外国人が信じなくてもいい。中国人が信じればそれでいい」
「中国共産党のアカウントは、すべての発言に『嘘の可能性あり』と表示すべきだ」
といった声が広がった。
こうした声が広がる中、今回拡散された死亡情報は、本人の投稿によってあっさり否定される結果となった。

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