台湾 水際検査で不合格14品目 中国産食器に蛍光増白剤検出

2026/02/04
更新: 2026/02/04

台湾・衛生福利部食品薬物管理署は2月3日、最新の水際検査違反リストを公表した。知名度の高い飲食チェーン2社が、それぞれ委託業者を通じて中国から輸入した食品用容器包装に不備が見つかり、蛍光増白剤の検出や溶出試験不合格などを確認した。いずれも水際で全量を差し止め、市場には流通していない。

食品薬物管理署によると、今回公表された水際検査の不合格品は計14品目に上る。イタリア産のルッコラやタイ産のアスパラガスなどが含まれ、防腐剤含有量や残留農薬量が基準に適合しなかったため、規定に基づき返送または廃棄処分された。

このうち、飲食チェーン「貳樓」と「玉津咖啡」の2社が、協力業者を通じて中国から輸入した食品用容器が規定違反となった。

台湾北部管理センターの蔡佳芬副主任は取材に対し、玉津咖啡が委託した業者が輸入した「弁当容器」から蛍光増白剤が検出され、本来「検出されてはならない」とする規定に違反したと説明。これを受け、申告業者および水際での管理措置は、通常の抜き取り検査から強化検査へと引き上げられた。

台湾・衛生福利部食品薬物管理署は3日、最新の水際検査違反リストを公表した(提供:食品薬物管理署)

一方、貳樓が委託した業者が輸入した「紙袋」については、4%酢酸(60度、30分)による溶出試験の結果、蒸発残渣が40ppmと基準値を超過した。

関連規定では、合格基準は30ppm以下となっている。蔡副主任は、過去6か月間で不合格となったのは今回の1ロットのみであるとした上で、業者に対する管理は通常から強化に変更する一方、水際での検査は引き続き通常の抜き取り検査を維持すると述べた。

また、ベトナムから輸入した「黒コショウ粒」1ロットから、食品安全衛生管理法で使用を禁止しているスーダン色素4号を検出した。このロットは計2万キロに上り、水際で全量廃棄とされ、返送は認められなかった。

食品薬物管理署の統計によると、直近半年間にベトナム産黒コショウ粒の輸入申告は45ロットあり、このうち9ロットが不合格で、不合格率は20%だった。不合格の主な原因は、残留農薬およびスーダン色素の基準不適合だった。食品薬物管理署はすでに2024年11月8日から2027年1月21日まで、ベトナム産黒コショウ粒を対象に水際での監視検査を実施しており、スーダン色素について100%検査で合格したもののみ輸入を認めている。

新唐人