中国・甘粛省慶陽市正寧県宮河鎮で、地方の役所が職員食堂の野菜代を6年にわたり完済できていないことが分かった。中国の地方紙『華商報』傘下のニュースサイト「大風新聞」が報じた。
現在も未回収の金額は9万元(約202万円)に上る。
地元で野菜店を営む女性は、2016年ごろから役所職員の食堂に野菜を納めてきた。2019年以降、支払いが滞り始め、女性は何度も役所に出向いて返済を求めたが、「財政が厳しい」「ほかにも未払いがある」と言われ続けたという。
事態が動かないため、女性はメディアに訴え出た。取材に入った記者は、未払いの事実を確認したうえで、当時の食堂責任者や関係者にも取材し、事実関係を裏取りした。それでも状況は変わらなかった。
途中で一部は支払われたものの、今も約202万円が残ったままだ。
現職の責任者は、未払いを認めながらも、「金がない」「いつ払えるか分からない」と述べるにとどまっている。
当事者による度重なる取り立てに加え、メディアの取材や世論の圧力がかかった後も、支払いは実現していない。
この段階まで来れば、通常はどこかから資金をかき集めてでも決着をつける。
それができないという事実自体が、地方行政の財政状況を物語っている。
この件はネット上でも話題となり、次のような声が相次いだ。
「役所こそ信用失墜リストに載せるべきだ」
「完全に踏み倒し。ブラックリスト入りだろ」
「これって、役所による食い逃げじゃないのか?」
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