公明党は2025年11月29日、古川広志徳島県議会議員(64)が性的姿態撮影等処罰法違反の疑いで警視庁に逮捕されたことを受け、公明党の公式Xアカウントで西田実仁幹事長名義の「お詫びの談話」を発表した。談話では、弁護士の接見で事実関係を確認した結果、「到底容認できない行為があった」とし、党として厳正な対応を約束している。
事件の概要
古川氏は同日午後8時頃、東京・赤坂のホテルで派遣型風俗店(デリバリーヘルス)の20代女性従業員の裸体をスマートフォンで盗撮した疑いが持たれている。性的姿態撮影等処罰法は、性的な姿態の撮影を禁じ、3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金が科される重大犯罪で、令和5年7月施行の法律である。
公明党の対応と談話内容
談話は「極めて非倫理的で人権を侵害する重大な犯罪容疑」「公明党議員として遵守すべき綱領・規約、さらには国民の模範となるべき政治倫理規範に照らして、党の名誉を著しく損なう行為」と非難し、中央幹事会を招集して中央規律委員会に規律処分の検討を指示すると表明。被害者に対し「心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。党本部は速やかな処分を進めるとしている。
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