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ミサイル弾く謎の球体を米下院が公開 UAP映像で波紋広がる

2025/09/12
更新: 2025/09/12

米下院は最近、衝撃的な映像を公開した。映像には、イエメン上空で米軍の無人機が球体状の未確認飛行物体に向けて「ヘルファイア」ミサイルを発射する様子が記録されている。ミサイルは飛行物体に命中したが、直後に弾き返され、物体は損傷を受けることなく、そのまま飛行を続けた。この映像は直ちに、地球外生命体の存在をめぐる議論や、人類の安全に対する懸念を呼び起こした。

9月9日、情報公開を推進する団体が「未確認空中現象(UAP)」に関する公聴会を開催し、米下院のエリック・バーリソン議員が映像を公開した。この映像は、昨年10月30日に米軍の無人攻撃機「MQ-9リーパー」がイエメン沖上空で撮影したものだ。

記録映像には、無人機が球体状の発光物体を追跡している様子が映っており、別の無人機がその物体に向けてヘルファイアミサイルを発射した。ミサイルは確かに命中したが、物体は無傷のままで、弾き返されたのはミサイルの方だった。この物体は元の進路を保ったまま飛行を続けた。

公聴会に出席した現役および退役軍人3人は、米軍が現在保有するいかなる技術をもってしても、ヘルファイアに耐えられる機体は存在しないと証言した。この極めて強固な未確認飛行物体に対し、強い恐怖を感じていると述べた。

退役軍人のジェフリー・ヌチェテリ氏は、2003~05年にかけてカリフォルニア州ヴァンデンバーグ宇宙軍基地で5件の未確認現象が発生したと述べた。ヌチェテリ氏は、その際、巨大な赤く光る四角い物体が急速に接近し、その後飛び去るのを目撃したと証言している。

また、空軍を退役したディラン・ボーランド氏は、2012年の午前1時30分ごろ、バージニア州ラングレー空軍基地で高さおよそ30メートルの三角形状の物体を目撃したと述べている。彼によれば、その物体は「流体のように形を変える物質」でできているように見え、飛行しているにもかかわらず音や風をまったく感じなかったと証言している。

現役海軍兵士のアレクサンドロ・ウィギンズ氏は、2023年2月15日に南カリフォルニア沖の海面から発光しながら浮上する井桁型の物体を目撃したと話した。その後、同じような物体がさらに3つ現れて合流し、その瞬間に姿を消したと証言している。

これらの未確認物体の起源はいまだ不明のままだが、公聴会に出席した議員や軍人たちは、米政府に対し情報の秘匿をやめ、市民に真実を明らかにすべきだと訴えた。彼らは、それによって新たな技術的・生物学的、さらには人類の認知分野における重大な突破口につながる可能性があると述べている。

さらに出席者たちは、多くの人々が恐怖心から沈黙を守っており、真実を明かせば仕事や社会的評価、さらには身の安全までも脅かされるのではないかと懸念していることから、目撃者を保護する必要性を強調した。