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中国でチクングニア熱が蔓延 若者の突然死が増加 現時点ではワクチンや特効薬は無し

2025/07/21
更新: 2025/07/21

中国では疫病の猛威が依然衰えを見せず、新型コロナの感染報告数は高止まりの状態が続いており、若年層の突然死が急増している。さらに広東省では、新たな感染症「チクングニア熱」が確認されており、ウイルスは急速に拡大している。現時点ではワクチンや特効薬は開発されておらず、多くの市民が不安を募らせている。

広東省仏山市では、チクングニア熱の感染例が報告されており、広東省の疾病コントロールセンターの発表によると、7月8日に最初の感染例が確認されてからわずか1週間で481件に達したという。しかし、実際の感染者数はさらに多いとみられている。

米国のウイルス学専門家、林曉旭博士は次のように述べている。

「このウイルスは人体に多方面の健康被害をもたらす可能性がある。急性期には、高熱(39〜40度)、激しい関節痛や腫れ、吐き気、結膜の充血、流涙などの症状が見られる。また、感染後に慢性関節炎などの後遺症が残ることが多く、重篤な合併症に至るケースも報告されている」

チクングニア熱は感染スピードが非常に速く、現在もワクチンや特効薬は存在しない。7月17日時点で、武漢市と重慶市の疾病コントロールセンターが警告を発し、市民の間で不安が広がっている。

世界保健機関(WHO)は、チクングニア熱とデング熱の両方が蚊を媒介とする感染症で、発症時の症状が類似しており、重症化すれば死に至る可能性もあると説明している。

林曉旭博士によるとチクングニア熱は蚊に刺されることで感染するという。被害は深刻であり、十分な注意が必要だ。

中国国内では、その他にもさまざまなウイルスが同時に流行している。中共の疾病コントロールセンターの最新統計によると、全国での発病件数において、新型コロナウイルスの報告数が最も多くなっている。

5年前に中国国内で初めて疫病が発生して以来、新型コロナウイルスは絶えず変異を繰り返しながら広がり続けている。中共は感染状況について実態を明かさず、真実を隠蔽してきた。

最近ネット上では、医師ブロガーが「全国的に突然死が急増しており、若年層においても例外ではない」「最近、心筋梗塞や脳梗塞になる人が著しく増えている。しかも、その年齢層がますます若くなってきている」「40歳前後でも突然死する例が少なくない。血管年齢が70歳並みというケースもある」などのコメントを上げている。

7月13日には、陝西省宝鶏市出身の著名なネットユーザー・郭建峰氏が突然死し、41歳だった。さらに、7月7日には59歳の有名作家・傅国涌氏が杭州の自宅で心筋梗塞を発症し、死亡した。7月4日には、蘭州刑務所第一区の第一級警長である田雨氏(45歳)が勤務中に突然倒れ、そのまま死亡。また、6月18日には、51歳の著名な漫才師・呉迪氏も突然死亡した。