中国 当局は無害と言うが、地元民は健康被害を懸念

江蘇省のバイオテクノロジー企業で大爆発 「紫色の煙」が大気中に放出される

2025/03/12
更新: 2025/03/12

3月11日午後、中国江蘇省泰州市(たいしゅう‐し)にあるバイオテクノロジー会社で突然爆発が起きた。

爆発が起きた企業は江蘇恵利生物科技有限公司だ。ネットに流出した現場映像から、大量の「紫色の煙」が大気中に放出されたことが分かった。

そのいかにも「有害そうな煙」は、会社上空を覆い、四方八方に拡散した。

現地当局は、「周囲環境には影響ない」と主張するが、事故により少なくとも4人が死亡し、4人が負傷したと公表されている。

しかし、「隠蔽体質と欺瞞」のイメージが定着してしまった当局の主張を、そのまま信じる市民は少ない。

あまりにも奇異な紫色の煙に、地元民は納得せず「健康に害を及ぼすのではないか」と不安が広がっている。

なかには「無害かどうかは、すぐに分かる。そう言う政府の幹部を煙の中に、マスクなしで10分間も立たせればよい」と提案する声も目立つ。

地元市民によると、爆発は非常に激しく、現場から2キロ離れた先の家のドアや窓まで揺れ続けたという。

爆発関連の動画をSNSに投稿した市民によれば「動画削除を求められた」という。

爆発後の現場の様子。(スクリーンショット)

 

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!