タレントのデヴィ夫人が12日、都内で会見を開き、自身が代表に就任する新党「12(ワンニャン)平和党」を結成することを発表した。
日本初の犬猫の保護に特化した政党として、7月の参院選で国政進出を目指すとしている。
動物愛護活動を続けてきたデヴィ夫人。現在インドネシア国籍だが、参院選に向けて日本に帰化申請しており、申請が通ったら全国比例から立候補するという。共同代表は、国際NPO「世界愛犬連盟」の創設者・堀池宏氏が務める。
目玉政策として、犬猫の食用禁止の明確な法制化やアニマルポリスの設置、動物虐待や不適切な多頭飼いに対する厳罰化などを掲げている。
「アニマルポリス」とは、動物虐待や動物福祉に関連する問題を取り締まるために設置された特別な警察や専門機関のこと。このような機関は、欧米を中心に設立されており、特にアメリカでは州によってアニマルポリスが存在する場合がある。
海外には、動物の権利と福祉を中心とした政策を掲げる世界初の政党としてオランダの「動物党」があり、下院全150議席中3議席、上院全75議席中3議席を獲得している。
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