今月15日以来、湖北省武漢市の集合住宅の一部マンションの水道水が突然「みどり色」に変わった。
住民による動画付き投稿がSNSに出回り、「いかにも危険そうな」みどり色の水道水と、はっきりと目視できる水中の緑色の顆粒状の沈殿物に、不安を覚えるユーザーも少なくない。
緑色の水道水が出る水道に取り付けられた浄水器は深刻な目詰まりが発生し、取り出して見るとフィルター外層部は完全に緑色に染まり、表面にはぶ厚い緑色の物質が付着してあった。
期間中、水に異常がみられた住宅マンション2棟分の住民はペットボトル入りのミネラルウォーターを使用しての生活を余儀なくされている。
また、管理会社はこれら住民宅の水道を停めて、貯水タンクを洗浄したりしたが、依然として問題解決に至っていない。
10日以上経った26日時点でも同問題は解決しておらず、現地の複数の部門が調査に乗り出している。
詳しい調査結果は29日に出る見込みだという。
(緑色の水道水)
水道水が突然「真っ黒」になったことも過去に
8月にも同国四川省瀘州市の一部地区の市民宅の水道水が突然「真っ黒」に変わったことがあった。
住民は「水道水を30分も出しっぱなしで流しても黒いままで、糞便とか、ガソリンのように真っ黒だった」と訴えていた。
結局、水が黒く変色した原因について、現地当局は「水道管破裂による停水があり、給水再開の際は水圧が大きかったため、給水管の付着物が利用者宅の蛇口に流れ込んだだけ」と主張している。
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