中国では中共ウイルス(新型コロナ)などの感染症が、今も続いており、死者数は急増している。
最近中国の毛皮農場で飼育されている動物のなかで、新たなウイルスを含む100種類超のウイルスが検出され、農場がすでに感染症伝播の温床になっていることがわかり、国民の間に不安が広がっている。
NTD新唐人テレビの取材により、中国各地で中共ウイルス(新型コロナ)など感染症の「病院内感染」が起きていることが、医師や入院患者の情報で明らかになっているが、集団感染の実態は隠蔽されている。
また、「知り合いの突然死のケースが増えている事実」を各地の市民が明らかにしている。
8月9日~9月3日の間、わかっているだけでも少なくとも中国の若い学者が5人も急死している。
今月11日、中国疾病予防管理センター(CDC)は、8月にコロナウイルスによる死亡者が全国で新たに18人出たと報告した。しかし、中国共産党当局は一貫して感染症被害の隠蔽を行い、過少報告を行ってきているため、その公式発表の数字を鵜呑みにする国民は少なく、実際の状況は公表以上にに深刻である可能性が高い。
今月4日、科学誌「ネイチャー(Nature)」に「毛皮用動物は新感染症の貯蔵庫となり、重要な感染拡大の拠点となる可能性がある」ことを報告する論文が掲載された。
研究の結果、中国の毛皮農場で飼育されている動物から、125種類のウイルスが検出された。このうち36種類は新たに検出されたウイルスであり、ヒトに感染する可能性が懸念されている。
隠蔽
今月5日、NTD新唐人テレビの取材に応じた吉林省吉林市在住の趙強氏(仮名)は、
「私は最近入院したが、病院内で集団感染が起きており、多くの医療従事者も感染している。しかし、その事実は隠蔽され、病院側は『ただの風邪だ』と言い張り、新型コロナに関しては一文字も触れていない」
と訴えた。同じく入院していた遼寧省大連市の張忠(仮名)氏も、
「地元の病院でも集団感染が起きていて、半数の人がのどの痛みや発熱などの症状を呈している」
「若者や中年が突然死するケースも異常に増えている」
と明かしている。
上海に住む閻(えん)さんの場合、
「多くの知り合いがコロナに感染しているし、なかには発熱したと思ったら数日もしないうちに急死する人もいるが、病院側はその死因を教えてくれない」
と話した。
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