上川外務大臣、公務と自民党総裁選の両立に意欲

2024/08/27
更新: 2024/08/27

自民党総裁選に出馬の意向を示す上川陽子外務大臣は8月27日、記者会見において、公務の遂行と選挙活動の両立について語った。

上川大臣は自民党総裁選に向けた準備と外交活動の関連性について、国際情勢の厳しさを理解しつつ、外交大臣としての責務を第一に考えていると述べ、同時に総裁選への意向を強く示した。

上川大臣は、インド訪問やTICAD(アフリカ開発会議)での活動を通じて、グローバル・サウス諸国との関係性をいかに強化していくか、また日本外交においてそうした取組みの重要性が非常に高くなっていることを改めて実感したと述べ、同志国の外相との関係構築に意欲をのぞかせた。

総裁選に向けた支持集めにおいて、大臣は「体当たり」で推薦人の獲得に臨んでいるとし、外務大臣としての広範な国際ネットワークが、政治活動における「大きな強み」であると述べた。

推薦人について大臣は25日、都内で記者団の質問に答え、「20人をはるかに超える支持をもらっている」とし「推薦人をだれにするかの最後の詰めをしている」と述べた。