最近、「事務員募集中」の中国広東省広州市のある会社の「目を疑う」募集要項が中国のSNSで物議を醸している。なんと、「戌(いぬ)年お断り」だという。
SNSに投稿された、ある会社の応募要項。そこには、月給について「3000~4000元(約6~8万円)、詳細は相談で」と書かれているほか、「基本的な事務経験あり、および事務関連ソフトを使えること。戌年の人はごめんなさい、応募しないでください」という条件が明記されていた。
その会社スタッフは2日、中国メディアに対し、「戌年お断りの理由」について明かした。
聞けば理由は単純だ。なんと、「ボスの干支と相性が悪いからだ」という。
「ボスが辰(たつ)年で、辰年と最も相性が悪い干支は戌年だから、お断り。ボスの干支と相性が悪い人は、つまり会社の発展にとって好ましくない」そうだ。
関連トピックスには「就職難の今のご時世、35歳過ぎると仕事を見つけにくいことは知っていたけど、まさか干支まで言われるとは…」といった驚きの声が多く寄せられた。
「杭州の会社も巳(へび)年の人はお断りだよ」、「今後、履歴書に干支を明記することにする、時間とエネルギーを無駄にしたくないから」という人も。
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