液体燃料と食用油を「混載」して運んでいて中国タンク車業界の驚がく的内幕が、中国メディアによって暴かれた。いま、中国では食品安全の問題に対して、国民意識がこれまでに無いほど高まっている。
そんな時に今度は、前身が「バキュームカー(汚物処理車)」だったという「給水車」の動画がSNSで拡散され、ただでさえ沸騰する世論の怒りに油を注いだ。
今月10日、湖北省恩施市で撮影されたという、いかにも汚そうなタンク車。車体には「給(送)」「水」「車」の文字があった。しかし、よく見てみると、この3文字は張り紙によって上書きされているではないか。
そこで動画撮影者はその手で、その紙を1枚ずつ剥がしてみせた。
すると、その下に顔をのぞかせたのは吐き気がする驚がく的事実だった。
なんと、「送」の下にあったのは「吸」
「水」の紙の下にあったのは「糞(ふん)」の文字だ。
つまり、「送水車」と書かれたタンク車の前身は「吸糞車」「バキュームカー(汚物処理車)」だったのだ。
動画をここまで見た人の多くが「吐きそうになった」という。
ネット上では、「たとえどんなに清掃したからといっても、この事実は到底受け入れられない」
「今は水運ぶ車でも、前身が糞運んでいたのだ!」
「市民の健康を何だと思っているのか」
「この国、終わってる」といった嘆きが広がっている。
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