中国 なぜ依然として多くの死を恐れない中国人が「中国産EV車」を買うのか。

EVの路上炎上が頻発 数分で骨組みだけのケースも=中国

2024/06/13
更新: 2024/06/28

中国でEVの炎上事故が各地で頻発している。

11日に雲南省昆明市の路上で、12日には、河南省焦作市の料金所でEVが燃える現場を捉えた動画がSNSに流出した。

昆明市での事故では、「逃げ遅れた女性が車内で生きたまま焼き殺された」とされている。動画のなかには、燃え盛る車のなかに取り残された女性を必死に救い出そうとしている男性の姿があったが、火勢があまりに速く広がったため、男性は近づくことすら出来ない。

動画転載者は「中国では毎日数百台もの電気自動車が自然発火しているとネットでもっぱらの噂となっているのに、なぜ依然として多くの死を恐れない中国人が中国産EVを買うのか、本当に理解できない」と書き残している。

いっぽう、河南省の料金所で起きた事故の場合は、幸い死傷者は出なかったものの、わずか数分で車体は骨組みだけ残し全焼したという。

関連投稿をめぐり、「またEVが燃えている」「数分で骨組みだけになるとは、どんだけ燃えるのが速いんだ」「EV買うのやめた」といった不安の声が広がっている。

中国では政府が普及を進めていることもあり、EVによる事故が起きても隠蔽されて報道されないケースが多い。それらは原因究明されていない事例がほとんどで、時折海外のSNSなどに炎上の様子を映した事故動画が流出しているが、その実態は不透明なままである。
 

(路上で燃えるEV 2024年6月11日、中国雲南省昆明市)

 

(料金所で燃えるEV 2024年6月12日、中国河南省焦作市)

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!