台湾総統就任当日 中国SNSで「賴清德」のハッシュタグが封殺

2024/05/20
更新: 2024/05/20

1月の台湾総統選で勝利した与党・民進党の頼清徳氏(64)が20日、台北市の総統府で就任宣誓を行い、蔡英文氏(67)の後任として中華民国第16代総統に就任した。

この日、中国版ツイッター「微博」(ウェイボー)では「賴清德」のハッシュタグが封殺に遭っていたことがわかった。

ウェイボーで「#頼清徳」とキーワード検索をかけると封鎖されたコンテンツを検索したときに表示される定番メッセージである「関連法規や政策により、同トピックスの内容は表示できません」の文字が現れた。

しかし、「#」をはずして、「頼清徳」だけで検索すれば関連ニュースは少数表示された。

中国版ツイッター「微博」(ウェイボー)で「#頼清徳」および「賴清德」で検索をかけた時の検索結果(中国のネットより)

 

頼清徳氏の就任式には、台湾との外交を結ぶ11か国を含む、英国、米国、日本、オーストラリアなど主要国から600人以上の来賓が出席。

米国からは、ブリンケン国務長官が祝辞を寄せ、「台湾の強靭で弾力性のある民主主義の力を、再び示した台湾国民を祝福する」と述べた。またポンペオ前国務長官らが、来賓として列席した。

 

関連記事

頼清徳氏が中華民国第16代総統に就任 「台湾を民主主義世界のMVPにする」(こちらをクリック

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
関連特集: 中国