[シドニー 21日 ロイター] – オーストラリアと英国は21日、新たな防衛・安全保障協力協定に署名した。
協定は両国の主権と地域の安全保障に影響を及ぼす有事の際に協議することを両国に義務付ける。
オーストラリアのマールズ国防相は、長きにわたるパートナーシップに戦略的な側面が加わったと述べ、英国がインド太平洋地域でしばらくなかったほどの大きな存在感を示していると指摘した。
また、英国は豪州の潜水艦ローテーション部隊に貢献するとし、新協定ではこれがより容易になると述べた。
英国が豪州の国防情報局内に設置される共同情報センターにも貢献すると明らかにした。
英国のキャメロン外相とシャップス国防相が豪州を訪問しており、22日にはマールズ氏やウォン外相と会談する。豪メディアは豪米英3カ国の安全保障枠組み「AUKUS」の下で原子力潜水艦の建造請負業者に英国企業が指名される見込みだと報じている。
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