米南部アーカンソー州のクレーター・オブ・ダイヤモンド州立公園で、男性が4.87カラットのダイヤモンドを発見した。2020年に発見された9.07カラットのブラウンダイヤモンド以来、最大だという。
州の発表によると、発見者は男性のジェリー・エバンスさん。エバンスさんはこの春、ガールフレンドと公園を訪れ、10分もしないうちに、透明なガラス片のようなものが畝の上にあるのを見つけた。
「あまりに透明だったので、ガラス片かもしれないと思いました」とエバンスさんは振り返る。
自宅に他の拾得物と一緒に持ち帰ったエバンスさんは、好奇心からその石を米宝石学会に送り、鑑別を依頼。数週間後、宝石学会から電話が入り無色に近いダイヤモンドであると知らされたという。
エバンスさんが発見したダイヤモンドについて、公園の担当者は「エバンスさんのダイヤモンドは、見るからに壮観です。完全な結晶で輝いている」とコメントした。
エバンスさんは自ら見つけたダイヤモンドに「エバンス・ダイヤモンド」と名付けたそうだ。
クレーター・オブ・ダイヤモンド州立公園では来園者がダイヤモンドを探すことができる。現時点では、2023年に公園で登録されたダイヤモンドは798個、合計125カラット以上だ。毎日平均1個から2個のダイヤモンドが来園者によって発見されている。
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