開通わずか1か月余り、橋のケーブルが出火 「ここも手抜き工事か?」=中国 河北

2023/11/08
更新: 2023/11/08

今月5日夜7時半過ぎ(現地時間)、河北省石家荘市にある著名な橋「滹沱河(こだが)大橋」のケーブルから火が上がった。

その後、燃えたケーブルは、橋の路面に落下して火災が起きた。現在のところ出火原因は不明だが、出火点がかなり高所であることから、人為的なものではなく、電気系統の故障ではないかとみられる。

ネット上に流出した現場の動画のなかには、消火器を使って火を消そうとする男性の姿があった。

現地当局によると、事故から約4時間後の6日午前0時には、橋の正常な通行が再開されたという。

この橋は今年9月28日に開通。つまり、開通してわずか1か月足らずで、このような事故が起きたことになる。そのことをめぐり、ネットでは衝撃が走るとともに「ここも、手抜き工事か?」という疑惑が噴出している。

この橋は、夜になるとライトアップされ、夜景を楽しむ人々の人気スポットだったという。

 

(河北省石家荘市にある著名な橋「滹沱河(こだが)大橋」で、ケーブルが燃え落ちる火災事故が発生した)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。
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