今月5日夜7時半過ぎ(現地時間)、河北省石家荘市にある著名な橋「滹沱河(こだが)大橋」のケーブルから火が上がった。
その後、燃えたケーブルは、橋の路面に落下して火災が起きた。現在のところ出火原因は不明だが、出火点がかなり高所であることから、人為的なものではなく、電気系統の故障ではないかとみられる。
ネット上に流出した現場の動画のなかには、消火器を使って火を消そうとする男性の姿があった。
現地当局によると、事故から約4時間後の6日午前0時には、橋の正常な通行が再開されたという。
この橋は今年9月28日に開通。つまり、開通してわずか1か月足らずで、このような事故が起きたことになる。そのことをめぐり、ネットでは衝撃が走るとともに「ここも、手抜き工事か?」という疑惑が噴出している。
この橋は、夜になるとライトアップされ、夜景を楽しむ人々の人気スポットだったという。
(河北省石家荘市にある著名な橋「滹沱河(こだが)大橋」で、ケーブルが燃え落ちる火災事故が発生した)
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