[北京 21日 ロイター] – 中国海軍は航空部隊の質を高めて「強い軍」を築くため、パイロットになる大学院生を募集しており、候補者を広げようと年齢制限を引き上げている。
伝統的に軍への就職は比較的低学歴の人が選ぶ傾向にあり、中国は軍用機などハードウエアの改善に加えて人材の資質向上も目指している。
人民解放軍海軍は20日、艦載機のパイロットを募集する求人を交流サイト(SNS)に掲載し、科学・工学の修士号を持つ26歳までの大学院生を求めるとした。
昨年には24歳以下の大学生の応募を認めたばかりだ。それまでは20歳までの高卒者に限定していた。
海軍は求人広告で「質の高い軍人の必要性は日増しに高まっている」とし、「海軍の任務は拡大を続け、戦略転換は加速している」と述べた。
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