16日午後、中国のベトナム国境に接する広西チワン族自治区にある、北海市僑港鎮のビーチで、複数の海水浴客が「正体不明の生物」に足などを噛まれる事件が起きた。
SNSに投稿された動画のなかには、被害を受けた人の足の噛み傷から絶えず血が流れている様子があった。なかには、骨まで見えるほど深い傷を負った人もいる。
この日、ビーチでは遊泳が禁止され、全ての海水浴客が上陸を余儀なくされる事態となった。海水浴場は現在営業を停止しており、管理側は人を襲った「正体不明の生物」を捕えようと躍起になっている。
中国メディアの取材を受けた目撃者は、「友人は一番最初に噛まれた。20針以上縫う傷だった。当時、私たちが泳いでいた場所の水深はそれほど深くなかった。おそらく攻撃的な魚類だと思う」「10数人が負傷したようだ。恐ろし過ぎる」と明かした。
また、別の負傷者の家族によると、浅瀬で這って遊んでいた自分の子供も噛まれたという。
人を襲う魚類といえばサメの仲間が知られているが、サメ以外にも、オニカマスやオオカマスなどの大型のカマスも攻撃性が高く、人を襲うことが知られている。
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