海水浴で「不明生物」に噛まれる 骨まで見えるほどの深い傷=中国 広西

2023/08/18
更新: 2023/08/19

16日午後、中国のベトナム国境に接する広西チワン族自治区にある、北海市僑港鎮のビーチで、複数の海水浴客が「正体不明の生物」に足などを噛まれる事件が起きた。

SNSに投稿された動画のなかには、被害を受けた人の足の噛み傷から絶えず血が流れている様子があった。なかには、骨まで見えるほど深い傷を負った人もいる。

この日、ビーチでは遊泳が禁止され、全ての海水浴客が上陸を余儀なくされる事態となった。海水浴場は現在営業を停止しており、管理側は人を襲った「正体不明の生物」を捕えようと躍起になっている。

中国メディアの取材を受けた目撃者は、「友人は一番最初に噛まれた。20針以上縫う傷だった。当時、私たちが泳いでいた場所の水深はそれほど深くなかった。おそらく攻撃的な魚類だと思う」「10数人が負傷したようだ。恐ろし過ぎる」と明かした。

また、別の負傷者の家族によると、浅瀬で這って遊んでいた自分の子供も噛まれたという。

人を襲う魚類といえばサメの仲間が知られているが、サメ以外にも、オニカマスやオオカマスなどの大型のカマスも攻撃性が高く、人を襲うことが知られている。

負傷者の太ももに残された大きな噛み跡。(SNS投稿動画よりスクリーンショット)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。