セルフメディア「薇羽看世間(薇羽は世間を見る)」を運営する陳薇羽氏は11日、自身のSNSに「中国共産党に異議を唱える知人の店が、破壊された」と投稿した。
添付された被害店舗の画像によると、ドアの取っ手付近に大きな穴が開けられていることがわかる。
現在カナダに住む陳氏によると、被害を受けた知人はある日、Facebookに「中国の外交官を追放したカナダ政府に拍手を送る」という趣旨の投稿をした。ところがその夜、知人がカナダで経営する店舗が何者かに襲われたという。
店舗に被害を受けた知人によると、監視カメラにはドラッグ依存のホームレスらしい者が犯人として映っていたため、カナダの地元警察も本気で動いてくれないのだという。
投稿との関連性から「知人は、中国共産党が雇った者たちによる仕業だと確信している」と陳氏は述べた。
カナダ政府は8日、保守党のマイケル・チョン議員と親族を脅迫したとして、在トロント中国領事館の外交官1人の追放を発表している。
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