米国の大学が発表した世論調査によると、トランプ前大統領は支持率でデサンティス氏ら他の有力候補を抑え、首位を維持した。
16日米キニピアック大学が公表した世論調査によると、大統領選挙の共和党予備選の有力候補14人のうち、トランプ氏は支持率42%を獲得、デサンティス氏は36%だった。トランプ氏が6%引き離した。デサンティス氏は出馬が有力視されているが、現在まだ表明していない。
14日に出馬を表明した元国連大使ニッキー・ヘイリー氏は5%、元副大統領マイク・ペンス氏と元国務長官マイク・ポンペオ氏は4%だった。そのほか、テッド・クルーズ上院議員やリズ・チェイニー元下院議員、クリス・クリスティ元ニュージャージー州知事らは2%以下にとどまった。
候補者4人に絞った場合、トランプ氏とデサンティス氏の支持率はそれぞれ43%と41%とほぼ互角とみられている。ヘイリー氏は6%、ペンス氏は4%だった。
また24年大統領選挙については、現職のバイデン大統領とトランプ氏が対決すると想定した場合の支持率は、バイデン氏は48%、トランプ氏は46%と予測。バイデン氏とデサンティス氏の対決では、それぞれ46%、47%の支持を獲得すると見込んだ。
調査は、2月9~14日で登録有権者1429人および共和党支持者592人を対象に実施された。
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