[ワシントン 16日 ロイター] – 米国務省は16日、対中政策を調整する「チャイナ・ハウス」を設置したと発表した。
正式名称は「オフィス・オブ・チャイナ・コーディネーション」。ブリンケン国務長官は、米国が中国との競争を「責任を持って管理」できるようにすることが目的と説明。国務省全体から中国の専門家を集め、各地域局、国際安全保障、経済、技術、多国間外交、戦略的コミュニケーションの専門家と連携し、米国の対中政策を調整する。
国務省のチャイナ・デスクに代わるものだが、中国・台湾政策などを担当するリック・ウォーターズ国務次官補代理が引き続き監督する。
ブリンケン長官は5月「中国がもたらす挑戦は米国の外交に対する前例のない試練となる」とし、米政府の対中政策を調整する部局横断チーム「チャイナ・ハウス」を国務省内に設置すると表明していた。
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