韓国ソウル雑踏事故、死者151人 日本人女性2人死亡

2022/10/30
更新: 2022/10/30

韓国ソウルの繁華街・梨泰院(イテウォン)で29日夜、ハロウィーンのイベントで集まった人々が転倒する雑踏事故が発生し、151人が死亡、82人が負傷した。日本政府に入った情報によると、日本人女性2人の死亡が確認された。

ソウルの消防当局によると、狭い路地に多くの人が集結し、将棋倒しになったという。死者には外国人19人が含まれており、中国やノルウェー、イランなどの国籍だという。

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は「決して起きるべきではない悲劇と惨事だった」と述べ、半旗を掲げるとう命じた。

米国のバイデン大統領は「愛する人を亡くした家族に心からお悔やみを申し上げる。負傷したすべての人々の一日も早い回復を願っている」とコメントした。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。