[ワシントン 25日 ロイター] – 米国防総省は25日、ロシアから核戦力の軍事演習を計画しているとの通知があったと明らかにした。演習の詳細については明確にしなかった。
国防総省のライダー報道官は、核戦力の演習を巡り「米国は通知を受けた。これまでに強調してきたように、これはロシアが毎年行っている恒例の演習だ」とし、「この件に関し、ロシアは軍備管理上の義務や透明性のコミットメントを順守している」と語った。
米当局者によると、米ロの新戦略兵器削減条約(新START)により、ロシアはこのような演習を事前に通知する義務があるという。
米国務省のプライス報道官は、こうした通知義務を順守することの重要性を強調。「ロシアは理不尽な攻撃や無謀な核のレトリックを用いるが、こうした通知措置によって不意打ちにならず、誤解のリスクも減らせる」とした。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。