米海軍特殊部隊ネイビーシールズは、宗教上または医療上の理由に関わらず中共ウイルス(新型コロナウイルス)のワクチン接種を拒んだ場合、任務から除外されることがわかった。海軍特殊作戦部隊を代表する弁護士や大紀元が入手した文書によって明らかになった。
ネイビーシールズに提示された文書には、特殊戦戦闘艇乗員を含む特殊作戦要員が「個人的または宗教上の理由から新型コロナウイルスのワクチン接種を拒否した場合は、(特殊作戦の)任務から除外される」とリアム・ヒューリン少佐の署名入りで書かれている。さらに配備や特別手当にも影響すると記載されている。
ワクチン接種を拒んでいる人数は明らかになっていないが、情報筋によると数百人に上るという。これだけの人数が除外されると、2450人の現役隊員を抱える精鋭部隊は壊滅的な打撃を受ける可能性がある。ネイビーシールズの弁護士は、部隊におけるワクチン接種の義務化を見直すよう軍の指導者に訴えかけているが、今のところ動きはない。
8月に米食品医薬品局(FDA)がファイザー製の新型コロナワクチンを正式承認したことを受け、オースティン米国防長官は全軍人を対象にワクチン接種を指示した。現役海軍は11月28日までにワクチン接種を完了しなければならない。
米国防総省はこれまでワクチン免除措置の申請を許可してきたが、今回提示された文書には免除の記載はない。海軍はワクチン接種を拒めば、「懲罰的な措置を受ける」と警告されている。
(翻訳編集・山中蓮夏)
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