海上自衛隊の新型護衛艦「のしろ」進水 松川政務官が式典に出席

2021/06/23
更新: 2021/06/23

もがみ」型護衛艦の3番艦である「のしろ」の命名・進水式が22日、長崎市にある三菱重工業長崎造船所で行われた。式典には松川るい防衛大臣政務官も出席し、進水を祝った。「のしろ」は内部工事や各種テストを経て海上自衛隊に引き渡される予定だ。海上自衛隊によると、艦名の「のしろ」は秋田県を流れる能代川に由来する。

進水した護衛艦「のしろ」。艦首にはお祝いの飾りつけがされている(防衛省公式ツイッターより)

「もがみ」型護衛艦の1番艦「もがみ」と2番艦の「くまの」はそれぞれ今年3月3日と昨年11月19日に進水した。現在、4番艦も建造中だ。

従来の対空、対艦、対潜能力に加え、「もがみ」型は機雷戦を行うことも可能だ。また、レーダーの反射を抑えた凹凸の少ない形状で、ステルス性能を有する。乗員は約90人で、省人化にも対応している。

(王文亮)