台湾で総額200万米ドル(約2億2600万円)の偽札が銀行で台湾ドルに両替されるという事件が発生し、犯人グループのうち11人が相次いで台北警察当局に逮捕された。
台湾の国営通信社、中央社の報道によると、犯人は第二次世界大戦当時の旧米ドル札の精巧な偽札を小分けし、兆豊国際商業銀行の各支店で複数回に分けて合計6600台湾ドルに両替を行ったとされる。当初、手続きを行った支店では偽札に気づいておらず、支店にたまったある程度の外貨を大型店に移した後に事件が発覚したという。
台湾の検察当局によると、逮捕された11人のほとんどは、それぞれ3万米ドル~5万米ドル(約340万円~560万円)という比較的少ない金額で両替を行っており、主犯格は現在逃亡中。
(翻訳編集・桜井信一)
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