【大紀元日本1月6日】電車で移動する台北の柯文哲市長の様子を映した写真が中国で話題となっている。同写真はある台北のネットユーザーが2日、仕事先から帰宅する途中で撮影したものだという。
写真では、ブルーのジャケットを着た柯市長がドア付近に立っている。周りに記者や随行員はおらず、人混みの中で注目されていないようだ。
柯氏の妻、陈佩_qi_氏はフェイスブックで「プライベートで外出するとき、付添いはない。その日、夫と一緒に日帰り温泉から帰宅する途中だった。一つだけ空いた席に私が座り、彼は立ったままだった」と説明した。
この写真をめぐって中国ネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。
「あまりにもわがまますぎる。わが国の高官のメンツを潰すつもりか?」
「役人の振舞いを、わが幹部は学ぶべきだ。他人に傘を持たせるとか、アウディや女子アナに囲まれるとか」
「台湾はだめだ。幹部に席を譲る人は一人もないね」
「我が幹部らは、視察や訪問などでいつも偶然、町で市民と会うのだ」
「市民と一緒にいるのは危ないよ、暗殺されればどうするの?」
「これは民主主義国家の魅力だ」
「気付けばもう24歳、生きている間、中国が同じ状況になれるかどうか分からない」
(翻訳編集・王君宜)
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