【大紀元日本4月10日】中国大手デベロッパー・上海証大グループは80億ドルを投資し、2015年から南アフリカ最大の都市、ヨハネスブルグ市近郊に新都市開発を開始することが明らかになった。英BBCなどが報じた。
報道によると、同開発はオフィスビル、工業団地、10万人規模の住宅地、学校、レクリエーションセンターなどを含む建設が計画されている。2030年完了予定だという。
開発地は1600ヘクタールの広さで、ヨハネスブルグ金融センターから7キロ、同市国際空港から8キロの距離にある。
同開発計画は、国際的な住宅拠点として紹介されているが、南アフリカ在住の30万中国人を引き寄せる目的もある。ハウテン州のムンクヤンニ知事は、同開発計画が地元住民の雇用促進と住宅提供を期待していると話している。
上海証大グループは昨年、約1億ドルで南アフリカの火薬メーカーAECIから同土地を購入した。中国企業は近年、サハラ砂漠南部で道路などのインフラ建設を行っている。今回はアフリカで中国企業による最大規模の不動産開発プロジェクトとなる。
(翻訳編集・王君宜)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。