【大紀元日本9月15日】現地時間12日午前8時半、ケニアの首都ナイロビのスラム街を通る石油パイプラインで爆発事故が発生し、少なくとも120人が死亡、100人以上が負傷した。
爆発現場の様子(TONY KARUMBA/AFP/Getty Images)
爆発が起きたのはナイロビとナイロビ空港の間に位置する人口が密集したシナイ地区。
事故前日の11日、何らかの原因で石油パイプラインから燃料が漏れ出し、それをかき集めようと人が殺到したところにタバコの火が引火、爆発が起きたとみられる。
ケニア赤十字社救急医療指導員のキャロル・ドゥタ(Carol Nduta)氏によると、多くの遺体が折り重なり焼け焦げ、一部の遺体はすでに灰になっていることから、正確な死者数の確認は難しいと伝えている。
事故発生時、多くの人が近くの川に避難したが、爆発による火災から逃れることができなかったという。
燃え尽くされた現場を見回るケニアのライラ・オディンガ首相(TONY KARUMBA/Getty Images)
(翻訳編集・坂本)
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