【大紀元日本3月2日】中国共産党(中共)関連組織からの脱党者が2月中旬に5000万人を超えたことを記念して、3月1日、全世界脱党支援センター日本のメンバーと支援者約300人によるパレードが、東京・渋谷でおこなわれた。大勢の人出で賑わう日曜日の渋谷駅前では、パレードの先頭を飾る法輪大法(ファールンダーファ)天国楽団による勇壮なマーチに、多くの人が足を止めて注目し、沿道で配られた脱党関係の資料に見入っていた。
この脱党運動とは、2004年11月に大紀元時報が発表した連載社説『九評共産党(中国共産党についての九つの論評)』が起爆剤となって始まったもので、中国人自らが中共の悪魔的本質を認識し、中共およびその関連組織(中国共産主義青年団・少年先鋒隊)から、勇気をもって脱党・離脱を表明する史上空前の覚醒運動である。
パレードに先立っておこなわれた集会では、3月1日現在での脱党者数5053万人に達したことが主催者から報告されるとともに、この脱党運動を支持する各来賓から激励の言葉が寄せられた。
「皆さんの弛みない努力が5000万人脱党につながった。中共の崩壊は、世界に希望の灯をもたらすだろう。世界人権宣言に、中共は全く合い入れないものである。真善忍は、必ず勝利すると私は信じている」(人権活動家・安東幹氏)
人権活動家・安東幹氏(大紀元)
「皆さんの常日頃の努力が世界に認められつつある。しかし、このような人権迫害が中国でおこなわれている事実を知らない日本人もまだ多い。ターニングポイントに来ている日本において、皆さんの努力がもっと必要であることを、激励を含めて期待したい」(前衆議院議員・中津川博郷氏)
前衆議院議員・中津川博郷氏(大紀元)
「以前、香港で法輪功迫害の英文のチラシをもらって、皆さんのことを知った。中共解体の必要性や、共産主義の間違いを、もっと政治家に知らせなければならない。中国と日本は文化的には親戚なのだから、中共が解体されれば、本当に両国が仲良くなれる日が必ず来る」(東京都議会議員・土屋敬之氏)
東京都議会議員・土屋敬之氏(大紀元)
「今年は、六四天安門事件20周年、法輪功弾圧10周年の年である。北京五輪開催にあたって、中共は人権状況を改善すると公約したが、それは全く守られておらず、地下教会の幹部や人権弁護士などの締め付けも激しくなっている。中共を解体して、中国を立て直そう」(民主活動家・王戴氏)
民主活動家・王戴氏(大紀元)
「中共が統治したこの60年間は、中華民族にとって最も暗黒の時期であった。8000万人の中国人を非正常死させた歴史を過去のことであると中共が言うならば、昨年起きた事件は何だったのか。四川大地震では手抜き工事の校舎によって小中学生が圧死し、三鹿の毒粉ミルクで乳幼児が死んだ。自由で民主的な、新しい中国社会を建設するために、私たち一人ひとりが立ち上がろう」(元中国の建築技師・夏一凡氏)
元中国の建築技師・夏一凡氏(大紀元)
「これまで中国は何も変わらなかった。もはや中共に期待してはならない。中国の二つの大河である黄河と長江の水は、中国人が流した涙なのだ。中共一党独裁に『ノー』を突きつけた5000万人脱党者の勇気に感謝したい」(民主活動家・李松氏)
民主活動家・李松氏(大紀元)
中共からの脱党・離脱を支援する全世界脱党支援センターの活動は、日本・アメリカをはじめ多くの国でおこなわれている。
日本でも、中国国内の中国人および来日する中国人に、中共の残虐な真相を積極的に伝え、脱党を呼びかけている。その効果か、ネット上に脱党声明を発表する中国人は全世界で毎日4~5万人と、加速度的に増加しているという。
勇壮な天国楽団が先導した脱党パレード(大紀元)
脱党パレードに見入る群衆(大紀元)
中国共産党の崩壊を伝える資料に見入る市民(大紀元)
渋谷に集まった市民に脱党者支援を訴えた脱党パレード(大紀元)
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