中国大陸、8百人がハンスト・リレーに参加、4千人が応援声明を発表

2006/02/19
更新: 2006/02/19

【大紀元日本2月19日】香港誌「亜洲週刊」の最新号によると、14日まで中国大陸ですでに4000人が全国的に展開されている人権擁護ハンスト・リレーに対して応援する声明を発表し、800人がハンスト・リレーの参加を申し込んだという。

しかし、同運動が盛り上がっている現在、発起人の高智晟弁護士に協力し、同運動を段取りしたスタッフは、相次いで行方不明となり、軟禁されたとの情報もあった。

人権擁護ハンスト・リレーは2月5日から始まって以来、公安による制圧は各地でエスカレートしている。高弁護士の事務所と自宅の電話は17日、時々通じなくなり、通話ができる場合も2分以内で切れてしまうという。高弁護士は、状況が改善しなければ、18日から家族全員で24時間ハンストを行うと表明している。

また、同運動を段取りした胡佳氏、齊志勇氏、馬文都氏、欧陽小戒氏および温海波弁護士らが16日に相次いで行方不明になったという。中に一時拘禁された後、現在自宅に軟禁されている人もいる。公安当局は彼らに対して、北京を離れ、高弁護士に協力しないようにと強要している。

行方不明になってすでに5日が経った浙江省の画家・厳正学氏に関して、厳氏の妻は記者に対して、北京の公安は12日に厳氏を実家の台州へ連れ戻したとの話だが、今連絡が取れず、確認できないという。

深セン市の反体制派活動家の趙達功氏は、空港で警察に強制連行され2日間監禁されたという。そして、廣西省の楊在新弁護士は16日の夜、警察に強制的に連行され、未だに行方不明となっている。

関連特集: 国際