【大紀元日本1月1日】ロシアとウクライナの天然ガス価格交渉で、ウクライナは1日、これまでに比べ4倍の価格を要求したロシア側の提案を拒否、実質上交渉決裂となった。VOAが伝えた。
ロシア国営天然ガス企業のガスプロム社は、ウクライナの交渉延期提案を断り、ウクライナ向けの天然ガス供給を停止する予定。
ガスプロム社はウクライナに対し求めた1千立方メートルを230米ドルは通常の市場価格であるとし、決して高い要求ではないとしている。
今回の交渉決裂は、ロシアからウクライナ経由でヨーロッパへ供給している20%の天然ガスにも影響するものと懸念されている。