高き屋にのぼりてみれば煙りたつ民の竈は賑ひにけり

三年もの間、民の課役をゆるし倹約を貫いた仁徳帝。民の竈の煙に安らぎを見いだしたその御心は、豊かさの本質を問い直す今の日本にも静かに響いている
2025/12/04 劉如