香港では今月10日、選挙制度の変更後初めてとなる、地方議会に当たる「区議会の議員選挙」が行われた。投票率は27.54%と、過去最低を記録した。
香港の民主派団体「民間人権陣線(民陣)」は8日、10日の世界人権デーに合わせて、大規模なデモ行進を主催した。11月の区議会議員選挙で民主派が圧勝して以降最大規模となった。香港警察はデモの実施を許可した。
2019/12/09
11月24日、香港で行われた区議会選挙(地方議会選挙)でば、民主派候補者は18の区議会を合わせた全452の議席の8割以上を獲得して圧勝した。香港メディアの報道によると、中国最高指導部は親中派である建制派の想定外の惨敗に驚いた。中国のの習近平指導部は、偽情報や共産党の「闘争理論」によって、香港情勢に関する判断を大きく誤ったとみられる。
2019/11/28
香港では11月24日、区議会議員選挙(地方議会選挙)の投票が行われた。同日夜10時30分から始まった開票では、有権者の71.2%にあたる294万人が投票したことが分かった。投票総数は過去最高となった。6月以降、香港政府や警察当局を批判する民主派は、18の区議会を合わせて全452の議席の80%を超す387議席を獲得した。親中国共産党の建制派は59の議席を占めた。
2019/11/25