前回、地球人の葉文潔は人間への信頼を失い、異星の三体人を地球に招き人類を支配させることに決めた。しかし、彼女は三体人が善良な存在でないことを予想していなかった。彼らは先進的な技術と冷酷な心を持ち、感情がなく、弱肉強食の法則が彼らの最高の真理だった。
最近、Netflixでドラマ『三体』が大ヒットした。中国のSF作家・劉慈欣の同名小説が原作だが、ドラマと小説の内容が違うとの不満も。そこで内容を確認したところ、この「小説」は非常に複雑で、いくつかの真実が、ミステリ―のように隠されている可能性に気が付いた。
NetflixのオリジナルTVドラマ「三体」が、一時は世界視聴ランキング1位になり、2週間も上位を維持するなど、印象的な成績を収めた。宇宙文明の侵略に立ち向かう地球人の生存記を描いた作品である「 三体」、随所に陰謀満載、中国式宮廷抗争・武侠劇構造、ジャングルの法則が支配する宇宙は中国共産党式の世界観か。
最新のSFドラマ「三体」が3月21日に初放送されて以来、Netflixのドラマ部門で世界1位にランキングしている。この作品の冒頭には、文化大革命時に教授が政治的な闘争で命を落とすシーンがあり、中共によって中国国内での配信を禁止される。
米国上院議員5人が映画配信サービス「ネットフリックス(Netflix)」へ書簡を送り、中国SF作家・劉慈欣(リュウ・ジキン)のSF小説[『三体(さんたい)』実写版の映画制作を撤回するよう求めた。劉氏が、中国共産党による新疆ウイグルでの人権迫害を擁護したことがその理由だ。
2020/09/26