CNNが米国当局者の情報として報じたところによると、米軍はトランプ大統領の命令を受ければ、最短96時間以内にイランへの新たな攻撃を開始できる態勢を整えている。攻撃案にはエネルギー関連施設も含まれている。ただ、トランプ氏はまだ最終決定を下していない。
米国当局者2人がCNNに明らかにしたところでは、中東に展開する米軍はすでに準備を整えており、トランプ氏の命令が出れば、最短96時間以内にイランへの新たな攻撃を開始できるという。
これまでのイランのレーダー施設やミサイル発射装置などを狙った限定的な攻撃とは異なり、国防総省と米中央軍は、より広範な標的リストを作成したとされる。対象にはイランのエネルギー関連施設や軍事拠点、核施設などが含まれており、次の攻撃は大幅に拡大する恐れがある。
米国の最新の情報評価では、イラン政府とその代理勢力は、米国とイスラエルによる再攻撃を現実的な脅威として受け止めている。
ただ、トランプ氏は最終決定を下していない。情報筋によると、一部の当局者は、攻撃命令が出るのは時間の問題とみている。
ホワイトハウスのアナ・ケリー副報道官は26日、米国が11月3日の中間選挙前にイランを攻撃することはないと述べた。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は25日、情報機関モサドとイスラエル国防軍にイラン政権を打倒するよう指示したと発言し、脅威を取り除く唯一の方法だと語った。
ただ、防空ミサイルの備蓄への懸念や米国との作戦調整を考慮し、イスラエルは単独攻撃をいったん見送り、米中間選挙後に米軍と共同で攻撃する準備に切り替えたという。
ネタニヤフ首相はまた、自身が近く行われる総選挙で勝利すれば、米国とイスラエルが対イラン軍事作戦を再開する可能性を示唆した。同時に、イランに対して選挙への干渉を警告した。
「われわれが得ている情報によると、敵であるイランとその代理人が攻撃を仕掛け、選挙を妨害しようとする可能性がある。警告しておく。われわれを試すな。想像をはるかに超える打撃を受けることになる」
トランプ氏も25日、SNSで改めてネタニヤフ氏の再選を支持し、2人は始めたことを完遂しなければならないと強調した。
26日には、サウジアラビア、トルコ、パキスタンの高官代表団がテヘランを訪れ、戦争の再燃を避けるため仲介に乗り出した。
また、米中央軍のブラッド・クーパー司令官は25日、ヘリコプターでホルムズ海峡の国際航路を視察した。米軍によると、過去6か月間に3千隻を超える商船のホルムズ海峡通過を支援し、15億バレルを超える原油の輸送を確保した。
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