中国で運転免許を取る人が減っている。新たに免許を取得した人は2015年の3613万人から2025年には2051万人へ減少。10年間で43%減った。
かつては炎天下でも生徒が順番を待って練習するほどにぎわっていたが、今では練習車が使われずに並ぶ光景も珍しくない。
こうした状況を受け、中国SNS微博(ウェイボー)では最近、「誰が自動車学校を殺したのか」がトレンド入りした。
背景には少子化に加え、車をめぐる生活スタイルの変化がある。都市部では地下鉄や配車サービスが便利になり、高いお金をかけて車を持つ必要はないと考える若者も増えている。
その影響で、全国約2万1000の自動車学校の8割以上が利益を出せていない。練習車が余り、教官が配達員や配車ドライバーへ転職するケースも相次いでいる。
業界では2026~27年に淘汰が本格化し、2030年までに自動車学校が25~35%減るとの予測も出ている。
かつては大人になれば免許を取るのが当たり前だった中国。その常識が、人口減少と暮らしの変化によって崩れ始めている。
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