中国・陝西省で行われたロボットのダンスショー中、機械の腕が観客の子供の顔に当たる事故が起きた。関連話題は中国のSNSでトレンド入りし、ネット上では安全性への不安が再び広がった。
現場の映像では、人型ロボットが回転しながら腕を大きく振る動作の最中、前列で見ていた男の子の顔に接触した。男の子はその場で顔を押さえ、しばらく動けなくなる様子が確認できる。ロボットはその後も動作を止めず、演技を続けていた。
当時、会場には多くの家族連れが訪れていたが、舞台の周囲に安全柵は設置はなく、観客との距離は極めて近かった。男の子は危険を感じた様子を見せてはいたものの、逃げ場はなく避けきれなかったという。
この件を受け、ネット上では「危険すぎる」「こんな距離でやるべきではない」といった声が相次いだ。
専門家の間では、見た目の派手さを優先した演出に対し、安全対策が追いついていないと指摘した。ロボットの動きが大きくなるほど、観客との距離や安全管理の重要性は高まる。
中国では最近、ロボットに関するトラブルが相次いでいる。2026年2月には四川省成都の商業施設で、展示中のロボットが転倒し、高齢者を巻き込む事故も起きた。
ロボット技術の普及が進む一方で、安全への配慮が不十分なまま運用されれば、その代償は現場で人が負うことになる。
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